えいはぶのマグナム合法トリップ!! vol.2
編纂員: えいはぶ
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世の中には違法、あるいは危険な脱法ドラッグが多く存在シテイル…。しかし!その一方でドラッグなんか使わずとも頭がハイになっちゃうような気持ち良いものもきっと世の中に溢れている!そんなまだ見ぬ合法的にトリップできるものを探究する本企画、題して……
『えいはぶのマグナム合法トリップ!!』
今回ご紹介するのは「爆弾ハイチュウ」だ。
ハイチュウとは森永製菓が1975年から製造・販売・発売しているチューイングソフトキャンディであり、今回はこれを使用していく。また、前回と同様にMonster Energy ZERO SUGARも用意しておく必要がある。
【手順】 ①まず、ハイチュウを購入する。(ハイチュウには様々なパッケージが存在する。今回は複数の味が袋で小分けにされたバラエティパックやハイチュウプレミアムなどではなく、必ずスティックタイプを使用すること。なお使用する味は問わない)
②開封したら中に入っているハイチュウを全て、包みの銀紙から取り出す。(全12粒)
③ハイチュウ全12粒をこね合わせ、大きな一つの球体を作っていく。(この時、大きさや形を丁寧に整える)
④一口で食(ガツ)。
では早速試していこう。
このトリップ方法の原型は正確には本企画を始動してから発見したものではなく、幼少期に私自身が編み出したものである。その時分、母には「そんな勿体なくて汚い食べ方やめなさい」よく叱られたものだが、今は成人の身。
自分で稼いだ金で何をしようと文句を言われる筋合いはない。
使用するのは無難にグレープ味。
幼少期は口が小さかったので6粒ずつ、つまり二つの球体に分けていたが、今回はリッチに12粒だ。
銀紙から取り出したハイチュウをこねていく。
この指にまとわりつく弱い粘着感。
懐かしい。
夏場だと少々柔らかくなるので成型がしやすいが、基本的にハイチュウはやや硬め。
そのため入念に成型していく必要があり、その姿はさながら粘土職人のよう。
12粒全てをこね合わせると中々大きなサイズになる。到底一口では食べれないように思えるが甘えてはいけない。
恵方巻でも食べているのかと見紛うほどに大きな口を開け、いざ、食(ガツ)。
半ば強引に口に放り込み、咀嚼。
グレープの味とソフトキャンディー特有のねっとりとした甘味がこれでもかと口に広がる。
葡萄(ブディ)。
葡萄(ブディ)。
葡萄(ブディ)。
喉、を通りかけたその瞬間、ここで間髪入れずにMonster Energy ZERO SUGARを流し込む。
飲(イン)。
ギュン(あまりの大きさに食道が広がる感覚)
チェモイ…(胃にストンと落ちる感覚)
絶頂である。
そのルックスもそうだが、胃に落ちた瞬間の爆発的な快楽。
まさに爆弾である。
気分が悪くなりそうな甘ったるさをMonster Energy ZERO SUGARのさっぱりした喉越しでカバーしている。
そしてこの勿体なさ、行儀の悪さから生まれる背徳感がより気持ち良さに拍車をかける。堪らない。
皆も是非試してほしい。